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中島翔哉、追加点演出で強豪ベンフィカ撃破に貢献も… 現地紙は「別れ」の可能性指摘
好パスでオウンゴール誘発し2-0勝利 ポルティモネンセでのラストゲームに?
ポルティモネンセの日本代表MF中島翔哉が現地時間2日に行われたポルトガルリーグ第15節のベンフィカ戦に先発出場し、チーム2点目となるオウンゴールにつながるシュートを演出。2-0での強豪撃破に貢献した。しかし、これからアジアカップ出場のために日本代表に合流する中島について、ポルトガル紙「レコルド」はこれがポルティモネンセでのラストゲームになる可能性について報じている。
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2018年最終戦だった前節の敵地フェイレンセ戦(1-0)を欠場した中島。新年最初の試合となるベンフィカ戦もスタメンでピッチに立つと、1-0で迎えた前半38分には前線への浮き球パスでFWジャクソン・マルティネスのシュートチャンスを演出。結果的にはオウンゴールという形になったが、中島のパスが貴重な追加点を導いた。ポルティモネンセは2本のオウンゴールで、2-0の勝利を収めている。
強豪ベンフィカ撃破に貢献した中島だが、このところは移籍報道が過熱。イングランドのウォルバーハンプトン、サウサンプトン、レスター・シティなど複数クラブが関心を持っているとされている。「レコルド」紙電子版は、現地時間2日に「中島の別れ」という見出しで報じており、「(中島は)ベンフィカ戦の後にアジアカップに向かう。問題は(ポルティモネンセに)戻ってくるのかどうかだ」と記し、この冬のマーケットで移籍を決め、ポルティモネンセに戻ってこない可能性があるのでは、と指摘した。
中島に関しては、ポルティモネンセが契約解除金4000万ユーロ(約49億円)を要求しているとされ、これが移籍をするうえで大きなネックになっているとも言われている。
アジアカップ参戦によりポルトガルを離れる中島。ベンフィカ戦がポルティモネンセの一員としてのラストゲームになるのか。その去就には引き続き注目が集まる。