ギリシャを“おぼれさせる”ことができなかった5つの要因 コロンビア戦は吉田、今野のビルドアップ参加が鍵

■右サイドを広く使いギリシャ選手の距離を広げたかった

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 残り10分、右サイドの攻撃において工夫が見られれば、ゴールが生まれていたかもしれません。ですが、多くのプレーがペナルティエリアの幅の中でおこなわれていて、結果としてギリシャの守備ブロックを密集させてしまうことになりました。内田や岡崎がタッチライン際のスペースを使うことができれば、ギリシャの選手は外へ広がらざるを得ません。そうすると選手間の距離が空き、日本の選手がシュートを打つスペースが生まれます。距離にして数メートルの話ですが、わずかなディテールがゴールを生む差になるのです。

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