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吹き荒れるウェストハム旋風 今季開幕5連勝のマンCも撃破
快進撃続ける伏兵
プレミアリーグの第6節で無傷の開幕5連勝を飾っていたマンチェスター・シティがついに敗れた。絶好調のチームに土をつけたのは快進撃を続ける伏兵ウェストハム。これで今季はアーセナル、リバプールに続き、昨季トップ6に入った3チームから白星を挙げた。
ウェストハムは前半6分、MFのビクター・モーゼスがミドルシュートを決めて先制点を奪う。シティにとっては、これが今季リーグ戦で初めての失点となった。同31分にも右CKからFWディアフラ・サコが追加点を挙げ、2点のリードを奪った。
一方で、前半終了間際、デ・ブライネにプレミアリーグ初ゴールが生まれたシティは、1点差に迫って後半戦を迎えた。
その後はシティが優勢に試合を進め、計27本のシュートを放った。だが、前半のうちに与えた2失点の代償は大きく、ゲームはそのまま1-2で終了して今季初黒星となった。一方のウェストハムは、アーセナル(2-0)、リバプール(3-0)に続き、いずれも敵地で強豪を撃破。暫定2位へと浮上した。
ウェストハムを率いるスラベン・ビリッチ監督は試合後、英衛星放送局「スカイ・スポーツ」のインタビューで大物食いを果たした喜びを口にした。
「公平に見ても、前半のプレーぶりや後半の戦う姿勢から考えれば、我々は勝利に値した。エミレーツ(アーセナル戦)やアンフィールド(リバプール戦)とは異なる勝利だ。今回のほうがより厳しいものだった。後半のシティはチャンスをつくり、プレスをかけてきてより良いチームだった。同点になってもおかしくなかった」
さらに、「我々は懸命に戦うだけでなく、最後の最後まで走り続けなけば、チャンスはなかった」と、チームが持つ不屈の闘志をたたえた。
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