前年度準Vの流経大柏、苦戦しながらも徳島市立に2-1逆転勝利 “10番”熊澤が殊勲の2発
カウンターから先制許すも後半の2得点で逆転勝利
第97回全国高校サッカー選手権は2日、フクダ電子アリーナで2回戦の徳島市立(徳島)対流経大柏(千葉)が行われ、流経大柏が2-1で逆転勝利を収め、3回戦進出を決めた。
前回大会準優勝の流経大柏は、鹿島アントラーズへの入団が内定しているDF関川郁万を筆頭に厚い選手層を誇り、今大会も優勝候補の一角と評されている。試合は流経大柏が空中戦の強さを生かしてサイドからの攻撃に出る一方、徳島市立はカウンターからFKを得てチャンスを作る一進一退の展開となったが、スコアレスで前半を折り返すことに。
後半はセットプレーから関川が惜しいヘディングシュートでゴールを脅かすなど、徐々に流経大柏が圧力をかけていたが、後半16分、徳島市立のカウンターから途中出場のFW岡健太にDF2人がかわされる華麗なドリブルシュートを決められ、先制点を与えてしまう。
しかし同20分、流経大柏は相手ボックス内でパスを回し、最後は背番号10のMF熊澤和希が押し込み同点とすると、同31分にはPKを獲得し、これを熊澤が落ち着いて流し込み、逆転に成功する。
その後は関川を中心とした守備ラインが体を張り、相手攻撃陣のチャンスをことごとく潰し試合終了。初戦で苦戦を強いられた流経大柏だが、勝負強さを見せ、逆転で3回戦進出を決めた。
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(FOOTBALL ZONE編集部・城福達也 / Tatsuya Jofuku)
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