「次は香川」 ドルトムントの“退団者第2号”を独紙が予測、移籍のネックとなるのは…
同じく放出候補のローデがフランクフルトに移籍、香川は7.5億円の高額年俸が鍵か
ドルトムントは今冬の移籍市場で、MFセバスティアン・ローデをフランクフルトに期限付き移籍で放出した。奇しくも28歳のドイツ人MFが今冬の退団者第1号となったが、ドイツ紙「ビルト」は「ローデの次はカガワ」とその去就に熱視線を送っている。
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香川は今季ここまでブンデスリーガで2試合、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)とDFBポカールで1試合ずつに出場。プレータイムは205分にとどまっている。
昨年11月6日にはU-23チームの一員としてレギオナルリーガ(4部相当)でプレーし、1試合4アシストを記録。しかし、トップチームではポジション争いでライバルに遅れを取っており、リーグ戦では9月26日の第5節ニュルンベルク戦(7-0)以降は出番がない。1月5日から開幕するアジアカップの日本代表メンバー23人からも落選することになった。
11月には香川自身がスペイン行きを望んでいるとの報道が出て、トルコの強豪ベジクタシュや日本代表DF長友佑都が所属するガラタサライ、同じブンデスリーガのシュツットガルトやフランクフルトがレンタルのオファーを画策していると伝えられている。そんななか、記事では「ツォルクがBVBを調査」と見出しを打ち、ミヒャエル・ツォルクSDが冬の移籍市場で動き出すのではないかと予測している。
「ファブレの元で日本人はもはやプレーの役割を得られていない。居場所はなく、出ていきたいと思っているかもしれない。数カ月前、彼はセビージャのウィッシュリストの中にいたが、具体的な動きには発展しなかった。スペイン行きのネックは約600万ユーロ(約7億5000万円)の年俸だ。トップクラブしかその金額は支払えないが、それは彼らも望んでいない。冬の移籍市場終了までまだ時間がある。例えばシュツットガルトなら、大幅な削減をしなければならない」
ドルトムントは今季リーグ戦2試合しか出場がなく、香川とともに移籍が再三報じられていたローデをフランクフルトにレンタルで放出。「次はカガワ」と分析している。
2019年3月で30歳を迎える香川は、どのような決断を下すのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)