昨季限りでの引退が囁かれたなかでPSGへ移籍、古巣ユベントスやC・ロナウドに言及

　パリ・サンジェルマン（PSG）の元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが、古巣のユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと一緒にプレーしてみたかったと、イタリア紙「コリエレ・デラ・セーラ」のインタビューに答えた。

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　イタリア王者ユベントスで17年間にわたりゴールを守ったブッフォンは、昨季限りで引退すると言われていた。しかし、フランス王者のPSGに移籍を果たし、世界中に驚きを与えたのは記憶に新しい。ブッフォンが退団した一方で、ユベントスにはレアル・マドリードで9年間にわたりエースとして活躍してきたロナウドが入団した。

　その背景を受けて「ロナウドと一緒にプレーできなくて後悔はしていないか？」との質問を受けたブッフォンは、一緒にプレーしたいと認めたうえで別の可能性を示唆した。

「私はこれまでに数多くのチャンピオンと一緒にプレーしてきたし、常に最高の選手と自分を試したいと思ってきた。もちろん彼ともね。だけど、パリにそのような選手がいないわけではない。（キリアン・）ムバッペやネイマールにも、そのような系譜がある」

　今月で41歳となるブッフォンの意欲は衰えず、今でも一流選手たちと切磋琢磨して自身を向上させることを考えている。そのうえで、ムバッペやネイマールのような若き才能も認め、自身の活力へと変えているようだ。

　UEFAチャンピオンズリーグで勝ち進めばPSGとユベントスが対戦する可能性もあるが、同紙のインタビューでは古巣との対戦についても聞かれている。

「素晴らしいことだが、違和感もある。もしそれが決勝だったら、試合後にどうしていいのか難しい。だけど、もしも優勝したら素直に喜ばせてほしい」と複雑な心境を語り、古巣との対戦を思い描いていた。

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