“怪物”ロナウド、バルサ&レアル時代の至高ゴール動画に反響 「歴史上最高の9番」
リーガ公式が3分41秒のスペシャル映像を公開、二大名門での勇姿が復活
1990年代から2000年代にかけて、サッカー史にその名を残したストライカーの代表格といえば、ブラジルが生んだ“怪物”ロナウドだろう。ブラジル代表として2002年日韓ワールドカップ(W杯)で世界一に輝き、8ゴールを奪って得点王を獲得。その輝かしいキャリアの中で最も輝きを放ったのは、言うまでもなくスペイン時代だった。リーガ・エスパニョーラ公式ツイッターは、2018年の年の瀬に1本の動画を公開。3分41秒に及ぶスペシャル映像には、バルセロナとレアル・マドリードという二大名門クラブで活躍した当時の勇姿が収録され、ファンから「歴史上最高の9番」など称賛の声が上がっている。
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“フェノーメノ”(怪物)の愛称で知られるロナウドが、世界にその名を轟かせ始めたのは1994年から2シーズン在籍したオランダのPSV時代だった。ここでゴールを量産すると96年夏、スペインの名門バルセロナに加入する。そしてシーズン中に20歳となった若き日のロナウドは、リーガで37試合34得点と大爆発。いきなり得点王を獲得すると、97年のバロンドールを受賞した。
わずか1シーズンでイタリアのインテルに移籍した後は、大怪我にも見舞われたが、2002年W杯優勝を手土産にレアルへ加入。元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンらを擁した“銀河系軍団”の中でコンスタントにゴールを重ね、03-04シーズンには32試合24得点で自身二度目のリーガ得点王に輝いた。
そんなスペイン時代の活躍を収めた映像は、目を見張るプレーの連続だ。特に大怪我をする以前のバルサ時代のゴールシーンは、まさに規格外。爆発的なスピードと高度なテクニックがミックスされたプレーは、現代でも肩を並べる者がいないと思えるものだ。
また円熟味を増したレアル時代は、卓越した個人技はそのままに、ジダンや元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴ、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカムらとの華麗なコンビネーションから奪う得点が増えた。
動画を投稿したリーガ公式ツイッターの返信欄には「歴史上最高の9番」「間違いなく史上最高」「技術、決定力、バランス、強さ…明らかに別格」といった感嘆の声から、「もし怪我をしていなかったら…」というコメントも寄せられていた。時代が移り変わっても、“怪物”ロナウドがスペインで残した功績は色褪せていない。
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