フィルミーノがハットトリック、マネとサラーが1得点をアーセナルにゴールラッシュ

　プレミアリーグ首位を走るリバプールは現地時間12月29日、5位アーセナルとの上位対決で5-1と大勝を収めた。ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノのハットトリックに加え、セネガル代表FWサディオ・マネとエジプト代表FWモハメド・サラーもそれぞれ1ゴールと揃い踏みの3トップを、守備の要であるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは「彼らはファンタスティックだ」と絶賛した。衛星放送「FOXスポーツ」が報じている。

　2位トットナムと勝ち点差6で首位に立っていたリバプールは、前半11分にアーセナルに先制点を許す難しい展開となったが、3分後にゴール前での混戦から最後はフィルミーノがゴールに流し込み同点に追いつく。同16分には再びフィルミーノが中央突破からゴールを沈めて逆転。さらに、前半のうちにマネとサラーが追加点を奪い、後半にフィルミーノがハットトリックとなるゴールを奪って5-1で勝利した。

　試合後、アーセナルを最少失点に抑えたディフェンスリーダーのファン・ダイクは「僕たちはほぼ完璧な試合をした。失点をしたけど、それが唯一のことだった」と語り、チームに手応えを感じている様子をうかがわせた。

「間違いなく自信はあるが、ゲームによって変わる可能性もある。僕たちが調子の乗ることはない。僕たちは今までしてきたことをやり続ける必要があるんだ。人生にはいつもあるように、後退する時もあるだろう。だけど、そうなった時にどういう反応をするかであって、今のところ僕たちはかなり上手くやっていると思うよ」

　またファン・ダイクは、この日相手に“恐怖”を与えた前線のトリオを絶賛している。

「シーズン当初は、人々は前線の3人がハマっていなかったと言っていた。だけど、彼らはファンタスティックだよ。このゲームでも見られたように、彼らを防御しきることはできない。それは本当に怖いことだよ。そしてそれを見ることができて嬉しいね」

　現地時間1月3日には2位のマンチェスター・シティと対戦するリバプール。ファン・ダイクの絶賛する3トップが再び火を噴くだろうか。

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