本田圭佑の母校・星稜、主将MF岩岸の2発で初戦突破 明秀日立とのリベンジマッチへ
MF岩岸はハットトリックを逃すも勝利に貢献 次戦は前回大会で敗れた明秀日立と対戦
MF本田圭佑(メルボルン・ビクトリー)の母校である星稜(石川)が4大会ぶり2度目の選手権制覇に向けて好スタートを切った。31日に行われた第97回全国高校サッカー選手権1回戦、関西学院(兵庫)戦、背番号10のキャプテンMF岩岸宗志の2ゴールで2-0と勝利。次戦は昨年度の同大会で敗戦した明秀日立(茨城)との対戦になる。
名将・河崎護監督率いる北信越の雄は、県予選5試合で38得点・無失点の圧倒的な戦績で2年連続の選手権の舞台に駒を進めたが、試合序盤からキャプテンを務めるナンバー10が仕事をする。前半6分、ペナルティーエリア中央での混戦に反応したMF岩岸宗志がボールを拾って持ち出すやいなや右足を一閃。ゴール左隅を射抜いて幸先よく先手を奪った。
先制点を奪って以降は、50年ぶりの出場となる関西学院の反撃に遭って肝を冷やしたものの、1点リードのままハーフタイムを迎えた。次の1点が試合の趨勢を、再び仕事をしたのは岩岸だった。
後半16分、右CKからのクロスをゴール正面に走り込んでフリーとなり、頭で合わせる。相手GKの頭上を破る2点目でチームに大きく勝利を引き寄せた。後半37分の左足シュートは右ポストに直撃しハットトリックとはならなかったが、全国制覇の経験があるチームらしい安定した戦いぶりで試合を終わらせた。
試合後、河崎監督はフラッシュインタビューで「2点目のCKが狙い通り上手くいったのが大きかったですね。(次戦の対戦相手である明秀日立戦について)意識しすぎず臨みたいと思います」と語った。2010年代に計3度のベスト4以上という結果を残している強豪校らしく、平常心でリベンジマッチに挑むことになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)