バルサが異例の声明 PSGラビオとの事前合意報道を否定も…獲得への関心は認める
公式サイトで発表 「ラビオとのあらゆる種類の合意の存在を否定する」
バルセロナが冬の移籍市場のオープンを前にして、現地時間30日に異例の声明を発表している。パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表MFアドリアン・ラビオについて、かねてより獲得の動きが噂されていたが、バルサ側は公式サイトでこうした報道を否定。その一方で、獲得への関心があるという趣旨を記している。
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PSGの下部組織出身のラビオはブラジル代表FWネイマール、フランス代表FWキリアン・ムバッペ、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニといった豪華な前線を下支えする中盤のオールラウンダーとして台頭。その実績を認めてPSG側も、今夏に契約延長オファーを提示したものの、ここから両者間の行き違いが生じた。
2019年夏に契約が切れるラビオ側は条件が不満だったのか、契約延長オファーを拒否。この態度にPSG側も不満を抱き、現地時間22日の第19節ナント戦(1-0)ではベンチ入りすら許されず、両者の関係は悪化の一途を辿っている。
この状況のなかで“裏で糸を引いている”とされているのがバルサだ。スペイン王者がラビオに狙いをつけ、残り半年となった契約の延長を拒否させることで安価な移籍金で獲得しようとしているのでは、という報道が出ている。それを受けてバルサ側は声明を発表し、事前合意の事実を否定している。
「PSGの選手、アドリアン・ラビオとのあらゆる種類の合意の存在を否定する」
ただその一方で、交渉過程についてもこのように明かしている。
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