フィルミーノがアーセナル戦でハットトリックを達成　真骨頂のノールックシュートも炸裂

　リバプールのブラジル代表FWロベルト・フィルミーノは、現地時間29日に行われたプレミアリーグ第20節アーセナル戦でハットトリックを達成し、5-1の大勝の立役者となった。1得点目はこぼれ球をフィルミーノの代名詞である“ノールック”で流し込んだものだが、同僚のDFアルベルト・モレノは公式インスタグラムで、ゴールする際のフィルミーノの写真に目隠しする加工を施して投稿し、ファンの話題を呼んでいる。

　開幕から無敗を維持しているリバプールだが前半11分、上位を争うアーセナル相手にホームでいきなり先制点を与えてしまう。しかし、その直後の同14分、エジプト代表FWモハメド・サラーの仕掛けから相手守備陣のクリアミスによりゴール前にボールがこぼれると、最後はフィルミーノが今や真骨頂となっているノールックシュートでネットに流し込み、1-1の同点とした。

　モレノは自身の公式インスタグラムで、「ワオオオオ！」と文章を添え、このノールックゴールの瞬間を捉えた写真を投稿。フィルミーノの目元には黒いバンダナのような布が巻かれ、目隠しの加工が施されていた。

　コメント欄には「彼はまさしく魔法使いだ」「なんてイリュージョン」「手品師のマジックショーだ」「ブラジリアンスキル！」「世界屈指のマスター」「彼の別名はミスター・ノールック」「彼はそのうち宙を舞うこともできるだろう」とファンからの反響を呼んでいた。

　この同点弾の2分後には相手守備陣を切り裂くドリブル弾を決め、後半20分にはPKで3点目。リバプール加入後初となるハットトリックを達成した。悲願のプレミア優勝に向け、フィルミーノは不可欠な存在となっている。

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