バイエルン、1月補強の目玉はU-19英代表FWか チェルシーに28億円で再オファー
2017年のU-17W杯優勝メンバー、18歳ハドソン=オドイに2度目のオファー提示
バイエルン・ミュンヘンがチェルシーでプレーするU-19イングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイへ2000万ポンド(約28億円)で2度目のオファーを送ったという。ブンデスリーガ6連覇中の王者は2000年生まれの18歳を、今冬のナンバーワン・ターゲットとして獲得に本腰を入れているようだ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
今季のバイエルンは好調ドルトムントに勝ち点6差と遅れを取り、前半戦を2位で折り返した。巻き返しを狙うなかで、若き才能の引き抜きを画策している。
そのターゲットとなっているのがチェルシーの18歳FWハドソン=オドイ。今夏のプレシーズンマッチで絶大な存在感を放って大きな話題となった逸材だ。U-23チームが主戦場だが、今季はプレミアリーグで1試合、UEFAヨーロッパリーグでは4試合に出場して1ゴールもマークしている。
ハドソン=オドイは、U-8のカテゴリーからチェルシーに加入し、17年にはイングランド代表のU-17ワールドカップ優勝に大きく貢献した。近年、多くの優秀な選手を輩出している同クラブのアカデミーでも、最も将来が嘱望されている一人だ。この逸材に対し、バイエルンはすでに1350万ポンド(約19億円)のオファーを送っていた。しかし、チェルシーは2250万ポンド(約31億円)以上を要求しているため、両クラブの交渉はまとまっていない。
それでも獲得を諦めないバイエルンは、チェルシーの要求額には及ばないものの、2000万ポンドで2度目のオファーを出しているという。2度目の打診に対して、チェルシーはまだ反応を示していないとされている。
記事によれば、バイエルンのライバルであるドルトムントも同様に、ハドソン=オドイの獲得に関心を示しているという。両クラブがブンデスリーガの優勝争いに続き、移籍マーケットでも火花を散らす可能性もありそうだ。
チェルシーとハドソン=オドイの契約は2020年までとなっており、今冬に何かしらの動きがあると見られている。ヤングスターの去就に注目が集まる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)