“無敗”リバプール、アーセナルに5発完勝 首位独走もクロップ「マラソンをしている気分」
フィルミーノのハットトリックなど“3トップ揃い踏み”、5-1とアーセナルを一蹴
プレミアリーグ首位を走るリバプールは、現地時間29日に行われた5位アーセナルとの強豪対決に5-1と圧勝し、強さを見せつけた。2位トットナムとの勝ち点差を「9」に広げて独走態勢に入ったが、チームを率いるユルゲン・クロップ監督は「12月の時点で何ポイント上回っているかは重要じゃない」と慎重な姿勢を崩していない。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
リーグ内で唯一無敗を維持し、堅守(リーグ最少8失点)と鋭いカウンターアタックが冴えわたるリバプール。その勢いは、ウナイ・エメリ監督の下で今季公式戦22戦無敗を記録したアーセナルをも寄せつけなかった。ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノのハットトリックに、セネガル代表FWサディオ・マネとエジプト代表FWモハメド・サラーも1ゴールずつを挙げる3トップ揃い踏みで、5-1と完勝した。
2位のトットナムがウォルバーハンプトンに1-3で敗れたこともあり、リバプールは暫定で2位に勝ち点9差をつけている。30日にサウサンプトン戦を予定しているマンチェスター・シティがその差を詰める可能性があるが、タイトルレースで非常に優位な立場に立ったまま新年を迎えることになった。
だがこうした状況でも、クロップ監督は全く気の緩みを見せていない。「私は世界で一番スマートな人間というわけではないが、馬鹿でもない。12月の時点で何ポイント上回っているのかは重要じゃない」と優勝争いについて話す時期ではないと話した。
「スクリーンに映し出されていたから、試合前にトットナムの結果は知っていた。それを見てパーティが始まったと思ったか? 私はそれを見てもドレッシングルームで笑うことはなかった。私はそれ(結果)を見て、それから試合に向かう。それだけだった」
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