セリエA得点ランク首位浮上のC・ロナウド 19戦無敗の前半戦は「素晴らしかった」
本拠地サンプドリア戦で2ゴール、2-1の勝利に貢献
イタリア王者ユベントスは年内最終戦でリーグ戦の折り返しとなった第19節サンプドリア戦を2-1で勝利して終えたが、この試合では3回にわたるビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の進言による映像確認が試合のポイントになった。2ゴールで勝利に導いたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、試合後に中継を担当した「スカイ・スポーツ」に対してVARへの好意的なコメントを残し、また無敗で折り返した前半戦を「素晴らしかった」と振り返っている。
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ホームで行われたこの試合の先制ゴールはロナウドによる前半2分の強烈な一撃だったが、サンプドリアの同点ゴールはVARによって生まれた。前半30分前後のプレーで、相手コーナーキックの際にユベントスのMFエムレ・ジャンにハンドの反則があったとして、数プレー後に映像確認。そしてPKが与えられ、古巣対決となったFWファビオ・クアリアレッラが蹴り込んだ。
一方で後半18分前後、今度はユベントスのコーナーキックで両チームの選手が競った後ろにいたサンプドリアの選手にハンドがあったとして、主審がPKを宣告。一方で、この判定にもVARからの進言で映像確認が入り、今度は判定が変わらずにPK。これをロナウドが蹴り込み2-1と勝ち越した。
さらに同アディショナルタイム突入直後、ユベントスGKマッティア・ペリンのキックミスに詰めたところから味方のパスを受けたサンプドリアのMFリッカルド・サポナーラがペナルティーエリアのライン付近から左足で巻き込むシュートを放つと、これがゴール左隅に吸い込まれて土壇場の同点劇かと思われた。
しかし、VARの進言で三たび映像を確認すると、ユベントスGKペリンのキックミスに対してサンプドリアの選手がボールにコンタクトしていたことから、次の選手が“戻りオフサイド”という判定に変更され、ゴールは取り消しになった。
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