日本代表MF南野拓実、アジア杯を「それに比べれば何倍かマシ」と語った理由とは?

日本代表MF南野拓実【写真:田口有史】
日本代表MF南野拓実【写真:田口有史】

世代別代表でアジアの戦いを経験 「育成年代の方がよっぽど過酷な条件」と豪語

 ロシア・ワールドカップ(W杯)後に発足した森保ジャパン。その得点源として一躍名乗りを上げたのはMF南野拓実(ザルツブルク)だ。初戦からの3試合連続ゴールなど、オーストリアの地で磨き上げた決定力がいよいよ開花の時を迎えつつあるが、これまでのキャリアを生かして同大会に臨もうとしているようだ。

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「まあコンディションのところが目的ではありますし、怪我なく良い形で終えていれば、と」

 年末まで行われる国内合宿について問われた南野は、このように話した。アジア杯初戦が1月9日に控えているなかで、まずは大会を戦うための肉体を作っていく段階だと考えているようだ。

 そんな南野とともに、2列目の“三銃士”と評されるMF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF堂安律(フローニンゲン)らにとって、A代表で初の国際大会となる。「サッカーの面だけでなくて、食事面、試合中も点が入らなくてイライラしてしまったりとか、ピッチの悪さとか、いろいろなことが想定できる。いろんな部分が起こり得る大会だと思うので難しさはあると思います」と語るが、その一方で10代から積み重ねた経験にわずかな自信を滲ませた。

「まあ僕も含めて、他の選手も育成年代でアジアの戦いを経験していますし、育成年代の方がよっぽど過酷な条件でプレーしていたりするので。それに比べれば何倍かマシかなとは思っています」

 心強さを感じさせるコメントだ。2016年に行われたAFC U-23選手権では逞しい戦いぶりでリオ五輪出場権獲得、そして優勝も果たした。その成功体験があるからこそ、このようにも語っている。

「短期決戦で戦う時は、勢いをつけたチームが有利になってくる。あの時の僕らは(準々決勝で)イランに勝ったんですよね。決勝トーナメントで劇的な勝ち方が続いた記憶がある。今回も大会中に成長しながら進んでいきたいと思います」

 アジアを震わせるようなゴールを量産できるか。南野にとってさらに飛躍するための舞台への準備は整っている。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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