引退する小笠原満男へ、“黄金世代FW”播戸が秘蔵2ショットで感謝「誇らしい同級生」

J1鹿島アントラーズは27日、元日本代表MF小笠原満男が今季限りで現役から引退すると発表した【写真:Getty Images】
J1鹿島アントラーズは27日、元日本代表MF小笠原満男が今季限りで現役から引退すると発表した【写真:Getty Images】

“79年組”のFW播戸が引退するMF小笠原の意外な一面をインスタグラムで公開

FC琉球に所属する元日本代表FW播戸竜二が自身の公式インスタグラムを更新し、現役引退を発表した同級生の元日本代表MF小笠原満男(鹿島アントラーズ)に対して、2枚の2ショット写真とともに「鹿島の偉大なリーダー、キャプテン! 本当に本当にお疲れ様。お前は凄い! 誇らしい同級生やわ!」など、労いのメッセージを送った。

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 同じ1979年生まれで現在39歳の播戸と小笠原は、1999年のFIFAワールドユース選手権(現・U-20ワールドカップ)出場を目指して、その予選となる前年のアジアユース選手権に向けたU-19日本代表に選出されて知り合う。同大会での準優勝を経て、99年にナイジェリアで開催されたワールドユースでは決勝まで勝ち進むも、元バルセロナMFシャビ(現アル・サッド)を中心とするU-20スペイン代表に敗れ、惜しくも準優勝となった。だが、その快挙によって「黄金世代」と称された彼らは、その後の日本サッカー界を牽引する存在となった。

 播戸はインスタグラム内で「思い出すな。99年ナイジェリア。好奇心旺盛な俺らは、外出禁止を破って、近くの民家に侵入して、ナイジェリア人と仲良くなった。(笑)」とその時のエピソードにも触れ、引退する小笠原の意外な一面を暴露した。さらに2枚の秘蔵写真を投稿し、1枚目では日本サッカー選手協会が主催した2014年のチャリティーマッチで撮った2ショットを公開。トナカイ姿に扮する小笠原の意外でお茶目な姿を披露した。

 その一方で、「満男の活躍がいつも誇らしかった。同い年の選手で嬉しかった。クラブでも一緒にプレーしたかった。それくらい、FWにとっては最高のMF」と、鹿島で数多くのタイトル獲得に貢献した小笠原を称賛。「ボランチの満男も好きやけど、やっぱり満男は攻撃的MF。昔の文句ばっかり言ってる満男が好き」と、旧友らしいメッセージも送った。

 小笠原とのエピソードや思いをインタグラム内で大いに綴った播戸は、最後に引退する小笠原に対して「これからのステージでも、同級生で切磋琢磨して、サッカー界を盛り上げていこうぜ! プレーでは見せられへんくても、俺らがやれる事はきっとある! 黄金世代でサッカー界を引っ張ろうぜ!!」と最大限のエールを送り締めくくった。

 黄金世代として近年の日本サッカー界を引っ張ってきた二人は、今後も日本サッカー界を盛り上げる存在となりそうだ。

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