スールシャール監督が与えたメッセージ「クラブのために、楽しんで」

　これまでのパフォーマンスからすれば、マンチェスター・ユナイテッドのチリ代表FWアレクシス・サンチェスとベルギー代表FWロメル・ルカクの今季の出来は、決して満足できるものではないだろう。英公共放送「BBC」は、世界に名を轟かす2人のアタッカーについて語ったオーレ・グンナー・スールシャール暫定監督のコメントを紹介している。

　ジョゼ・モウリーニョ前監督の信頼をつかみきれなかった両選手。かつてユナイテッドのストライカーとして366試合で126ゴールを記録したスールシャール監督は、「（2人に）ガイドラインは与えた。あとは彼ら次第だ」と発破をかけた。

　サンチェスは11月のクリスタル・パレス戦に出場してからは、ハムストリングスを痛めベンチ外となっている。一方のルカクも、スールシャール監督就任後の2試合でプレーしていない。

　それでも2人は31日に控えるボーンマス戦を前に、トレーニングに復帰したという。28日にスールシャール監督は「ロメル、アンソニー（・マルシアル）、アレクシスは、昨日、軽いトレーニングを行った」と、状態について言及。そして「今日の練習から部分的に合流できるだろう。その後、彼らがどれだけできるか確認しよう」と話している。

　暫定監督としてスールシャール氏が就任してから、フランス代表MFポール・ポグバは本来のプレーを取り戻した。しかし、同じことがルカクやサンチェスに起こるかは分からないという。

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