レアル移籍浮上のアザールは「いよいよ決断する時」 チェルシー監督、“去就決着”望む
長引くエースの去就問題にサッリ監督が言及 「この問題を解決しなければならない」
チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールはレアル・マドリードなどへの移籍が噂される一方で、今シーズンはチェルシーに残留することを公言している。そうしたなか、チームを率いるマウリツィオ・サッリ監督はエースの去就問題について「決断する時だと思う」と言及した。英公共放送「BBC」が報じている。
アザールとチェルシーの契約は2020年6月までとなっている。今季いっぱいは残留することを本人が強調しているものの、その後には憧れと公言しているレアルへの移籍が実現するのではとの見方が強まっている。
チェルシーとしても、先日クラブ通算100得点の大台に到達した大黒柱が移籍となれば、チームに大きな変化が求められることは間違いなく、代役の確保は急務となる。サッリ監督にとってもアザールの去就はチーム作りを考えるうえで無視できないものであり、「(クラブは)この問題を解決しなければならない」と危機感を募らせる。
「どうなるかは分からないが、いよいよ決断する時だと思う」
イタリア人指揮官は早期解決を求めた。その一方で、「私に力はない。私は監督で、会長ではないからね。マーケットの動きには携わらない。彼とはピッチ上のポジションについてだけ話したい」と選手の移籍については権限がなく、静観するだけだと語った。
アザールはフランク・ランパード氏やジョン・テリー氏、ディディエ・ドログバ氏といったクラブの歴史を作った名選手と肩を並べるレジェンドになりたいと発言している。それは今後もチェルシーで長くプレーを続けるということを意味するのか。今後の動きに、ますます注目が集まりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)