ドルトムントMFプリシッチ、来夏チェルシー加入合意と独紙報道 移籍金は57億円か

ドルトムントMFプリシッチ【写真:Getty Images】
ドルトムントMFプリシッチ【写真:Getty Images】

独紙報道に番記者らが反応 「金額が適正ならBVBもOKを出す」

 20歳にしてアメリカ代表の中心を担うドルトムントのMFクリスティアン・プリシッチ。将来を嘱望される逸材がプレミアリーグの強豪チェルシーへ、来夏に移籍することで合意したとドイツ紙「ビルト」が報じている。その移籍金は4500万ユーロ(約57億円)になると言われている。

 プリシッチは2015年にドルトムントの下部組織に加入。17歳だった2016年1月に、トーマス・トゥヘル元監督(現パリ・サンジェルマン監督)の下でトップデビューを飾った。その後もメキメキと力をつけ、トゥヘル体制ではレギュラークラスだった。

 ルシアン・ファブレ監督が就任した今季は小さな怪我を繰り返している影響もあって、リーグ戦11試合の出場(1得点2アシスト)にとどまっているが、20歳にしてアメリカ代表で不動のレギュラーを務める逸材だ。

 すでに欧州屈指の人気銘柄となり、プレミアリーグからの関心が再三報じられていたプリシッチ。そうしたなか、チェルシー移籍で合意したと「ビルト」紙が報じた。この報道にジャーナリストたちも即座に反応しており、米スポーツ専門局「ESPN」などでドルトムントの番記者を務めるステファン・ブチュコ氏は「金額が適正ならBVB(ドルトムント)もOKを出す」とツイートした。

 さらに英紙「ロンドン・イブニングスタンダード」のシモン・ジョンソン氏も、「ビルト」紙の報道を受け、「チェルシーは来夏にドルトムントからクリスティアン・プリシッチを獲得する。4500万ユーロ(約57億円)で合意した」と投稿した。

 プリシッチとドルトムントの契約は2020年6月までとなっており、クラブは契約が残り1年となるタイミングでの売却を決断したようだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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