低調な司令塔エジル、“大ファン”と語るアーセナルOBも苦言 「この2年間は幽霊だ」

アーセナルMFエジル【写真:Getty Images】
アーセナルMFエジル【写真:Getty Images】

プティ氏も30歳レフティーの現状に厳しい評価 「世界屈指のエジルはどこへ行ったんだ」

 アーセナルの元ドイツ代表MFメスト・エジルは、2018年ラストゲームとなる現地時間29日の敵地リバプール戦の遠征メンバーから外れた。低調なパフォーマンスが続き、批判にさらされている司令塔に対し、クラブOBでもある元フランス代表MFエマニュエル・プティ氏も「この2年間は幽霊だ」などと苦言を呈した。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

 エジルは試合前日の練習には参加していたようだが、膝の痛みを訴えたために遠征メンバーから外れたと報じられている。前節のブライトン戦(1-1)では前半のみの出場でベンチに下がり、ウナイ・エメリ監督は「戦術的な理由」としていた。

 このところの低調なパフォーマンスと出場機会の減少から、冬の移籍市場で新天地を求めるのではという報道が盛んになっているエジル。首位リバプールとの大一番は負傷欠場のようだが、去就に関わる憶測がさらに加速する材料となりそうだ。

 同紙では、元フランス代表MFプティ氏のエジルに対するコメントを紹介。同氏は「私はエジルの大ファン」と語る一方で、「しかし、この2年間は幽霊だ」と近年は求められているプレーができていないと厳しい評価を与えている。

「いくつものアシストやゴールを重ね、世界でも屈指の選手だったエジルはどこへ行ったんだ。私は彼がピッチ上での欲望を失っているように思うよ」

 セリエAインテルやトルコのバシャクシェヒルといったクラブへの移籍が噂されるエジル。30歳のレフティーはアーセナルで本来の輝きを取り戻すことができるのか。それとも、このままチームを去ることになってしまうのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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