ロベカルが世界最高選手に同胞を推薦 「ネイマールこそベスト」
大先輩が絶賛
悪魔の左足と恐れられた、世界最高の左サイドバックとして名をはせた元ブラジル代表DFロベルト・カルロス(現デリー・ディナモス選手兼監督)は、同胞のFWネイマールこそ世界最高の選手と考えているようだ。R・カルロスはルイス・フィーゴ氏らとともにスペインプロリーグ機構(LFP)のイベントに出席し、そこで語った内容をスペイン地元紙「マルカ」などが報じている。
「みんないつも同じ2人について話している。でも、私はネイマールがベストだと思っているよ」
R・カルロスはそう語り、現ブラジル代表の10番が近年バロンドールを常に争うレアル・マドリードのFWクリ スティアーノ・ロナウドや、バルセロナFWリオネル・メッシを上回ると、その実力に太鼓判を押した。
特に、所属のバルセロナで披露しているプレーが印象に残っているようで、「ブラジル代表ではリーダーとしてより責任が伴うが、バルセロナでは彼らしいプレーができている。メッシや(ルイス・)スアレスとのプレーは快適みたいだね」と、ネイマールのプレーを分析している。
ネイマールは、まだ23歳ながら代表では主将の重責も担っている。しかし、今夏に行われた南米選手権では、相手選手との乱闘騒ぎから退場となり出場停止処分も受けた。先日の親善試合でもベンチスタートに不満をあらわにしたことで、批判も集めている。メッシ、スアレスといった偉大な先輩の下でプレーでき るバルセロナでは、昨季三冠に大きく貢献。その実力をいかんなく発揮している。欧州3年目の今季は、さらなる飛躍の年とすることができるだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images