劣勢続くミラン本田 地元メディアは「1月に本当の10番を探す」と報道

プレミア放出へ

 日本代表MF本田圭佑の所属するACミランが来年1月の移籍市場でトップ下を補強し、その代わりに本田をプレミアに放出する可能性が浮上している。地元サッカーメディア「Ilsussidiario.net」が報じている。
 ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は今季、4-3-1-2システムを継続している。だが、相手に中盤の構成力で劣勢に立たされることが多い。指揮官も「中盤で負けている」と振り返るように、3ボランチとトップ下の人選に苦しんでいる。
 そして、開幕わずか3試合でチームは補強に活路を見いだそうとしているという。
「ミハイロビッチは司令塔の選手をミランの補 強ポイントとして探している。今まで監督の実験が機能しなかった。本田、ボナヴェントゥーラ、スーゾのことだ、ベルトラッチも同じこと。保証できない。1月に本当の10番を探すことになる」
 その一方、本田は厳しい状況が続いている。同メディアは「本田圭佑はミランでいいプレーをしていない。シニシャ・ミハイロビッチ監督はダービーでプレーさせたが、素晴らしい結果は得られなかった。実際本田はブーイングをたくさん受けて交代した。この日本人はミランから出て行く可能性がある。1月にミランは目標の3位入りをかなえるための司令塔獲得を目指す。本田は移籍メルカートで需要がある。特にイギリスのチームは、この選手を獲得する準備ができている」と分析している。
 新戦力の獲 得と同じタイミングで本田をイングランドに放出する可能性が高まっているという。ミランへの愛着を示す背番号「10」はピッチ上で自らの実力を証明するしかない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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