年間オウンゴール大賞? ミラン出身GKの“衝撃的凡ミス”に海外騒然 「屈辱的だ」
セリエB所属アスコリのGKプッチーニが切り返しをミスして自陣にまさかの“シュート”
イタリア2部のセリエBで衝撃のオウンゴールが誕生した。バックパスを受けたGKが相手のプレスに対して切り返した際、不意に自陣ゴールに向かってボールを蹴ってしまい、まさかの自殺点。海外メディアも「オウンゴール・オブ・ザ・イヤー」「キャリアワーストの1日」と大きく報じている。
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衝撃のプレーが飛び出したのは、現地時間27日のセリエB第18節パレルモ対アスコリ戦だった。
0-0のまま推移した試合は、前半26分に予期せぬ形でスコアが動く。アスコリは左サイドからアルゼンチン人DFナウエル・バレンティーニがGKフィリッポ・プッチーニにバックパス。27歳の守護神は左足でトラップして右サイドに持ち出そうとしたが、パレルモの選手が左側から猛スピードでチェイシングしてきたため、ゴール前で切り返して反転しようとした。しかし――。
反転した際に右足アウトサイドではなく、左足に当たってしまい、ボールは一直線に自陣ゴールへ。プッチーニはボールがゴールに吸い込まれていく様を、頭を抱えて後悔するしかなかった。
敵地で先制点を献上したアスコリは後半にも2失点を喫し、0-3で完敗した。オランダのサッカー専門誌「Voetbal International」は「プッチーニが奇妙なオウンゴール」と見出しを立て、「オウンゴール・オブ・ザ・イヤー」と表現。「米メディア「DEADSPIN」は「なんてこった! 痛恨のオウンゴール。屈辱的だ」と伝えれば、ペルー紙「Libero」は「プッチーニにとってキャリアワーストの1日」と報じた。
名門ACミランの下部組織で育ち、トップチームに招集された経験もあるプッチーニだが、出場は叶わず、その後はセリエB、セリエCを転々。2018年終了目前で、苦い記憶が刻まれてしまった。
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