「今はサガン鳥栖の選手」 権田修一、ポルティモネンセ移籍報道に言及「興味を持っていただいてる」
同じ日本代表の中島翔哉が所属するポルトガルリーグへの移籍が一部で報じられるも…
森保一監督率いる日本代表は27日、アジアカップに向けた国内合宿2日目のトレーニングを行った。約1時間半にわたって汗を流したなか、一部報道でMF中島翔哉が所属するポルトガル1部ポルティモネンセへの移籍が取り沙汰された、サガン鳥栖GK権田修一は「興味を持っていただいている」としつつも、「今はサガン鳥栖の選手」と何も決まっていないことを強調した。
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FC東京の下部組織から2007年にトップチームに昇格した権田。09年以降は主力に定着すると、2010年にはA代表に選出。2012年ロンドン五輪、2014年ブラジル・ワールドカップのメンバー入りを果たし、2016年にはオーストリアのSVホルンに期限付き移籍した。
2017年にJリーグ復帰した権田だが、海外志向が強いのは周知の事実。森保監督体制となった新代表でも常に世界を意識した発言をしてきた。
27日に一部報道でポルトガル1部のポルティモネンセへの移籍が取り沙汰されたが、本人は「移籍期間が始まったわけではない」と報じられたクラブ間合意については否定した。
「興味を持っていただいてるとは聞いています。ただ、僕は1回ホルンの時に決まりそう、決まりそうと言って決まらないことも経験している。記事にクラブ間合意とか書いてありましたけど、オファーが来るまでは、僕が用紙を見てその場に座るまでは、何が起こるか分からない。アジアカップで良いプレーができるようにしたい。今はサガン鳥栖の選手です」
もっとも、権田はかねてから公言している海外でのプレーを視野に入れていることについては、改めてその意思を口にした。
「日本は島国なので、僕は外に出たい、海外に出たいという気持ちはある。レベルの高いところでやりたい。(10月の)ウルグアイ戦をベンチで見て、こういう選手たち相手に戦わないといけない、相手のGKを上回らないと勝てないと感じた。それ(海外志向)はFC東京時代から持ち続けている。でも、今は何も決まっていません」
権田が視界に捉えるのは、アジアカップでゴールマウスを守り、アジア王者のタイトルを取り戻すこと。それを成し遂げた時、権田の前には新たな道が切り開けるかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)