柴崎岳、鹿島の「大先輩」小笠原の現役引退に思いを吐露 「アイドルの1人だった」
日本代表合宿に合流した同日、鹿島でチームメートだった小笠原が現役引退を発表
森保一監督率いる日本代表は27日、アジアカップに向けた国内合宿2日目を実施。1日遅れの合流となったMF柴崎岳(ヘタフェ)は、同日現役引退が発表された鹿島アントラーズのMF小笠原満男について「アイドルの1人だった」と語った。
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2011年に青森山田高から鹿島に加入した柴崎だが、すでに小学校時代から小笠原に憧れていたという。小笠原のリストバンドを買い、それを身にまとって練習で汗を流していた日々。2002年の日韓ワールドカップでは鹿島の選手は他にもいたが、小笠原を追っていた。
鹿島で同僚となってからは、ボランチとしてコンビを組むことも多く、2017年1月にスペインに渡るまで柴崎にとってはまさに“生きた教材”だった。
「満男さんは多くを口では語らない。プレーの中から得るものはたくさんあった。流れを読んだり、緩い空気、甘い空気を察するのは人一倍早くて、檄を飛ばすことも多々あった。1人の選手として成長させてくれた大先輩ですね」
現役引退については、この日まで「知らなかった」という。それでも、「僕が(鹿島に)いた時もちょくちょく怪我があった。膝の怪我が悪化したのかな。心配ですし、のちの人生に響かなければいい」と話した。
「僕はまだ全然(現役を)できるじゃないかとは全然思わない。満男さんがいろんなことを考慮した結果。元チームメートとして、同じ東北人として、満男さんがした決断について尊重したいし、お疲れさまでしたと言いたいです」
柴崎は大先輩の小笠原への思いも胸に、来年1月のアジアカップを戦う。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)