名将ベンゲル、“アーセナルの後任”エメリ監督を称賛 「全てが順調に進んでいる」
大幅にテコ入れすることなくチームを立て直し、チェルシーに次ぐ5位と健闘
アーセナルで22年の長期政権を築いたアーセン・ベンゲル氏は、自身の後任となったウナイ・エメリ監督を一目置いているようだ。「全てが順調に進んでいると思う」と高く評価している。
アーセナルは昨季限りでベンゲル氏が退任。昨季リーグ5位に終わり、大幅なテコ入れが必要だと見られていた。しかし、エメリ新監督はこれまでのチームをベースに、「2、3の変更」を施し、チェルシーに次ぐ5位につけるなど上々のシーズンを過ごしている。
ベンゲル氏は衛星放送「ビーイン・スポーツ」のインタビューに対し、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(19試合13得点)やフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼット(18試合6得点)らが大きなインパクトをもたらしていることに喜びを表しながら、現在の活気のあるフットボールを見て非常に満足していることを明かした。
「チームは安定しているし、そして私はいつもそう言ってきた。クラブを去った時、多くの人がチームを完全に再建する必要があると考えていた。私はそうは思っていなかったけどね。エメリは素晴らしい仕事をしていると思う。彼は新しい選手を獲得、起用することで守備の安定感をもたらした。だから全てが順調に進んでいると思うよ」
移籍市場の有効利用や守備の整備について、エメリ監督を称賛したベンゲル氏。現地時間26日のプレミアリーグ19節ブライトン戦(1-1)を終え、勝ち点13差の首位リバプールとの差を詰めることはできるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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