神戸MFイニエスタ、華麗な“反転トラップ弾”を海外回顧 「見ずして19年は迎えられない」
加入後リーグ3試合目となる磐田戦で、華麗な反転からネットを揺らす圧巻の一撃を披露
2018年のJ1リーグは川崎フロンターレの2連覇で幕を閉じたが、最大のハイライトは元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタのヴィッセル神戸加入だろう。日本挑戦1年目は14試合に出場して3得点3アシストの成績を残したが、海外メディアもイニエスタの日本初ゴールを振り返り、「見ずして2019年は迎えられない」と評している。
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2010年の南アフリカ・ワールドカップでスペイン代表の一員として世界一に輝いたイニエスタは今年7月、トップチームデビューから16シーズン在籍したバルセロナを退団して神戸に加入。世界を代表する希代のゲームメーカーが日本上陸を果たした。
イニエスタに待望の日本初ゴールが生まれたのは、リーグ戦3試合目となる8月11日の第21節ジュビロ磐田戦(2-1)だった。
0-0で迎えた前半15分、右サイドからカットインした元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの縦パスにイニエスタが反応。ボールを受けると同時に鋭い反転でマーカーの磐田DF大井健太郎を置き去りにし、地面に転倒させるワールドクラスの技を披露した。飛び出した相手GKカミンスキーもかわすと、冷静にゴールネットを揺らした。
鮮やかすぎる日本初ゴールに、英紙「メトロ」も「アンドレス・イニエスタがルーカス・ポドルスキと連携し、ヴィッセル神戸のために惚れ惚れするゴールを決める」と特集。「伝説的な34歳」「史上最も輝かしいスペイン人選手」とマエストロを紹介したうえで、「アンビリーバブルなゴール」「センセーショナルな単独弾」と絶賛していた。
ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」公式ツイッターは、「#レトロ2018」と題して2018年の回顧企画を実施。イニエスタのこのゴールを取り上げ、「イニエスタのプレーを見ずして2019年は迎えられない。クラック!」と称賛している。
来季からは元スペイン代表FWダビド・ビジャの加入も決まり、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキとの強力トリオでどのような“ショー”を見せてくれるのか期待は高まる。
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