香川は「10点中3点」のMF最低評価 専門メディアが酷評「ドルトムントでのキャリアは…」
新加入のヴィツェルとディレイニーが高評価のなか、香川はダフードを下回る辛辣な見解
MF香川真司の所属するドルトムントはブンデスリーガ前半戦(第17節終了時点)で勝ち点42を獲得し、2位バイエルンに勝ち点差6をつける首位で折り返した。2011-12シーズン以来となるリーグ制覇に向けて順調な航海を続けている。そんな好調のチームのなかで、際立っている選手は誰なのか。ドルトムント専門メディア「BVB BUZZ」がポジションごとにここまでの活躍を採点した。
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そのなかから中盤の選手の評価を見てみよう。今季のメインシステムで言えば主に4-2-3-1の「2」のポジションの選手が該当するようだが、そのなかで最も高い評価を得たのは夏の新加入選手、ベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルだ。10点満点中の10点という最高評価を手にした。
「彼らが2000万ユーロ(約25億円)を費やしたのはやや驚きだった。しかし、このベルギー代表は即座にチームに影響を与えた」。加入直後からレギュラーに定着したヴィツェルは、その活躍から「チームにとって最も重要な一人」と絶賛された。
それに次ぐ評価を得たのも、やはり新鮮力のデンマーク代表MFトーマス・デラネイで7.5点。ヴィツェルとのコンビで中盤に安定感をもたらした。
可も不可もなくという評価だったのは、元U-21ドイツ代表MFマフムード・ダフードだ。高いテクニックを誇るボランチだが、ディレイニーの後塵を拝する格好となり、6点にとどまった。トーマス・トゥヘル元監督(現パリ・サンジェルマン)時代には不動の存在だったドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルは5点。リーグ戦出場機会はわずか4試合で「ルシアン・ファブレ体制最大の敗北者の一人」と辛辣な評価となった。
しかし、さらに厳しい評価となっているのが香川だ。ブンデスリーガで2試合出場にとどまる背番号23は事実上の戦力外で、この冬の移籍が取り沙汰されている。記事でも、「残念だが、シンジ・カガワのドルトムントでのキャリアは終わりに近づいている」と指摘された。採点は10点満点の3点。ドルトムント通算7季目となる今季は香川にとって試練のシーズンとなっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)