W杯史に残る日本の死闘… ベルギーの“14秒カウンター”が「2018年の名場面」に選出
海外メディアの総括企画、強豪ベルギーが劇的決勝弾で日本に3-2と逆転勝利
ワールドカップ(W杯)イヤーの2018年も間もなく幕を閉じる。ロシアW杯決勝トーナメント1回戦のベルギー戦(2-3)の逆転負けは日本にとって悔しい結果となったが、強豪相手に激闘を演じた戦いぶりは世界中の人々に強烈なインパクトを残したようだ。海外メディアも2018年の総括企画で「ベストモーメント」に挙げ、「大会ベストゲームの一つ」と称えた。
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ベルギーとの8強進出を懸けた試合は、一進一退の攻防で0-0のまま前半を折り返すと、後半一気にゲームが動く。3分、自陣でボールを奪ったMF乾貴士がMF柴崎岳につなぎ、右サイドを駆け上がったMF原口元気にスルーパス。原口は追いすがる相手DFを背負いながらも、シュートフェイクを入れて右足を振り抜き、ファーサイドに自身W杯初得点となる先制ゴールを突き刺した。
さらに日本は後半7分、ゴール正面でセカンドボールを拾ったMF香川真司がタメを作ると乾にパス。フリーの乾は狙いすました右足ミドルをゴール右隅に突き刺し、リードを2点に広げた。
しかし、ベルギーも後半24分にDFヤン・フェルトンゲンの一撃で1点を返すと、途中出場のMFマルアン・フェライニのヘディング弾で同点に追いつく。そして、後半アディショナルタイムにドラマが生まれた。
MF本田圭佑の左CKを難なくキャッチしたベルギーGKティボー・クルトワのスローイングから高速カウンターが発動。MFケビン・デ・ブライネがドリブルで持ち込み、右サイドを駆け上がったDFトーマス・ムニエが中央にグラウンダーのクロス。ゴール正面に飛び込んだFWロメル・ルカクがフィニッシュするかと思われたが意表をつくスルー、最後は飛び込んできたMFナセル・シャドリが値千金の逆転弾を決めた。直後にタイムアップの笛が鳴り、ベルギーが3-2と鮮やかな逆転勝利を収めた。
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