C・ロナウドがCL初戦でいきなりハットトリック! 2試合合計8得点の大爆発
開幕直後の沈黙からさすがのゴールラッシュ
目覚めたエースが大爆発した。レアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドは15日、UEFAチャンピオンズリーグ1次リーグ初戦シャフタール・ドネツク戦でハットトリックを達成。レアルは、絶対的エースの活躍により、4-0で覇権奪還に向けて快調な滑り出しを見せた。
ホームにウクライナの強豪を迎えた一戦で、レアルの攻撃陣が躍動した。前半30分にゴール前のこぼれ球をフランス代表FWカリム・ベンゼマが押し込んで先制すると、そこからはロナウドの一人舞台となった。
後半10分に、自らのシュートで相手のハンドを誘うとPKを奪取。それを決めて今季CL初ゴールを奪うと、続く同18分にも再度PKを決め、この日2ゴール目。そして、同36分にもゴール前のこぼれ球に反応し、CL開幕戦にして、いきなりハットトリックを達成した。
12日のリーグ戦、エスパニョール戦では5得点1アシストの大暴れだったロナウド。ロッカールームでは、「この5ゴールは君たちのものでもあるんだ」と発言してチームの士気を高めたと伝えられた。その3日後のCL開幕戦でもハットトリックを記録。開幕直後の沈黙から一転、わずか4日間で8ゴールの固め打ちとなった。
11回目の優勝となる大会連覇に挑んだ昨季は、準決勝でユベントスに敗れて涙をのんだ。欧州王座奪還に向け、白い巨人はエースの躍動とともに最高のスタートを切っている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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