ミランが年内にガットゥーゾ監督を更迭? ベンゲルら3人の名前が後任候補に浮上
伊メディアがガットゥーゾ体制の危機を続々報道、年内2戦の結果次第で監督交代か
イタリア・セリエAのACミランの周辺が騒がしい。冬の移籍市場で、元スペイン代表MFセスク・ファブレガス(チェルシー)やウェールズ代表MFアーロン・ラムジー(アーセナル)の獲得に動くと言われているイタリアの名門は、冬の間に監督交代も行うかもしれない。複数のイタリアメディアが、その後任候補について報じている。
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今季のミランは昨季途中に就任したジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の下、セリエA第17節を終えて7勝6分4敗の5位で、首位のユベントスとは勝ち点差22と大きく水をあけられている。さらに、UEFAヨーロッパリーグ(EL)はグループステージで敗退した。
イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」は、「ミランはガットゥーゾ監督を信頼しているとの声明を発表したが、その信頼は盤石なものではない」と報じており、26日の第18節フロジノーネ戦、29日の第19節SPAL戦の結果次第では、ガットゥーゾ監督のミランでの未来は危ういという。
シーズン開幕前、ガットゥーゾ監督は来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権の獲得を厳命されている。仮にこの2試合で勝ち点6を上積みできなければ、監督解任に踏み切る可能性もあるという。
また同メディアは、昨季までアーセナルの最高経営責任者(CEO)を務め、12月1日からミランでの仕事を始めたイバン・ガジディスCEOの最初の選択肢は、アーセナル前監督のアーセン・ベンゲル氏だと報じている。ベンゲル氏は、モナコやフルハムからのオファーを拒否し、より名声のあるクラブでの仕事を希望していたが、ミランの監督なら「イエス」と言う可能性があるかもしれない。一方、イタリアメディア「スポーツ・メディアセット」は、チェルシー前監督のアントニオ・コンテ氏の名前を、ベンゲル氏、ロベルト・ドナドーニ氏と並べて次期監督候補として挙げている。
果たしてガットゥーゾ監督は、連戦で結果を残し、首脳陣の信頼を確固たるものにできるか。2017-18シーズン、崩壊したチームを建て直した指揮官の真価が問われることとなる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)