チアゴ・シウバが空き巣被害… 総額1億円以上の金品やパスポートも盗まれる
ウナイ・エメリらに続き、留守中を狙う空き巣被害は1年間で3件目
ブラジル代表DFチアゴ・シウバといえば、水をも漏らさぬ鉄壁の守備を見せる世界最高峰のディフェンダーだ。そんな彼でも、留守中の自宅は守れなかった。フランス紙「レキップ」によると、シウバは22日に行われたパリ・サンジェルマン(PSG)のアウェーゲーム中に、空き巣の被害にあったという。
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事件が起きたのは22日、シウバがリーグ・アン第19節のナントとの試合を戦っている最中だったという。フランス代表FWキリアン・ムバッペのゴールでPSGが1-0で勝利した試合後、自宅に戻ったシウバは、空き巣に入られたことに気付いたという。
「レキップ」によると、シウバはパリの16区という多くのセレブが暮らす高級住宅街に暮らしており、帰宅後に異変に気付いた。警察の調べでは、犯人は寝室の屋根から部屋に侵入。総額100万ユーロ(約1億2600万円)の金品を盗んでいったという。そのなかには、60万ユーロ(約7600万円)の時計、クリスマス休暇を利用してブラジルに帰国するために準備を進めていたパスポートの入ったスーツケースなどもあったという。
PSGでは、11月にもUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のリバプール戦の試合中に、カメルーン代表FWエリック・マキシム・シュポ=モティングの自宅が空き巣の被害にあい、総額60万ユーロ(約7600万円)の被害にあったばかり。2017年12月には、当時、指揮を執っていたウナイ・エメリ監督(現アーセナル監督)も空き巣の被害にあっている。
2015年にPSGは、空き巣の被害から選手を守るため、自宅に監視モニターを付けてガードを付けるなど、対策を立てていた。しかし、管理費用が高額になることから、ほとんどの選手たちは自費で安全対策をすることを嫌がり、現在では常にボディガードが帯同しているブラジル代表FWネイマール以外、ほとんどの選手がセキュリティーを利用していないという。
サッカー選手や監督は、試合のスケジュールが発表されているため、自宅を空けている時間は万人に知られている。また、トッププレーヤーが高額の収入を得ていることを、知らない人もいないだろう。今後もPSGの選手や関係者が狙われやすいのは間違いない。クラブがどのような対策をとり、再発防止に務めるかも気になるところだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)