タウンゼントが圧巻のダイレクトボレー弾でシティを沈める

　クリスタル・パレスの元イングランド代表MFアンドロス・タウンゼントは、現地時間22日に行われたプレミアリーグ第18節マンチェスター・シティ戦（3-2）で圧巻のダイレクトボレー弾を決めた。その得点は、「年間最優秀ゴール候補」「ドリームゴール」と世界で話題を呼んでいる。

　下位に沈むクリスタル・パレスは、17試合でわずか1敗だったシティとのアウェー戦を迎えた。試合は下馬評どおりの展開となり、前半27分シティに先制点を奪われる。しかし、その6分後にクリスタル・パレスが同点弾を決める。そして1-1で迎えた同35分、驚異的なゴールが生まれた。

　中央やや左寄りからのFKがゴール前に放り込まれると、シティのイングランド代表DFジョン・ストーンズが頭でボールを弾き出し、シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバが頭でクリアする。しかし、落下地点に走り込んでいたクリスタル・パレスのMFタウンゼントは、ボールが地面に着く前に左足を力強く振り抜いた。およそ25メートルの距離から放たれたボレーシュートは、強烈かつ猛烈なスピードでゴール右に突き刺さった。

　圧巻の勝ち越しゴールに、イングランドの国内メディアもすぐに反応を示した。英紙「ガーディアン」は「タウンゼントの驚くべきゴールがシティに衝撃を与える」と見出しを打って報じ、英誌「フォー・フォー・トゥー」は「タウゼントが年間最優秀ゴール候補となる衝撃の一撃」と表現し、「タウンゼントの並外れたゴールは強烈なインパクトを残した。無謀だったはずのボレーが彼の左足から綺麗に放たれ、GKエデルソンにとってはノーチャンスだった」と惜しみない賛辞を送っている。

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