鹿島、“世界4位”で終了 クラブW杯3決は南米王者リーベル・プレートに0-4で完敗
後半27分にリーベルに追加点を奪われて万事休す、2018年ラストゲームは敗戦
リーベルは後半開始時点からロシア・ワールドカップ、日本対コロンビア戦で直接FKを決めたMFフアン・キンテーロらを2枚替えで送り出し、中盤の構成をマイナーチェンジした。
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リーベルの圧力が落ちないなか、後半15分に鹿島はFWボレにゴールネットを揺らされたがオフサイド判定によって救われる。同17分にはリーベルのロングカウンターをDF内田篤人が冷静なスライディングタックルで防ぐなど、鹿島は水際で決壊を食い止めた。
その直後の18分、鹿島にこの日一番の大チャンスが訪れる。スピーディーなカウンターから左サイドを突破したMF土居聖真が切り返しで追ってきたマーカーを交わしてシュートを放つ。しかしこれはGKルクスの俊敏な反応に防がれた。
この状況を見てリーベルのマルセロ・ガジャルド監督が後半24分にナンバー10のMFゴンサロ・マルティネスを投入。するとその3分後に采配が的中する。ペナルティーエリア右のキンテーロのパスを受けたアルバレスが左へと流し、フリーとなったマルティネスの元へ。これをマルティネスがきっちりとゴールへと流し込む。リーベルにとって大きい、鹿島にとっては痛恨の2点目が決まった瞬間だった。
2点ビハインドとなった鹿島は、後半31分に内田に代えて精神的支柱のMF小笠原満男を投入し、ゴール前へと果敢に飛び出すシーンを作ったものの、ゴールには直結せず。その後も土居、MF永木亮太の直接FKが立て続けにクロスバーに直撃し得点を奪えない一方で、同42分にはリーベルにPKを献上し、これをボレに決められる。アディショナルタイムにはマルティネスの絶妙なループシュートを決められ、万事休した。
準決勝レアル・マドリード戦とは違う意味での差を見せつけられ、2018年最後の公式戦を終えた鹿島。アジア王者として臨んだ中でのクラブW杯4位。常勝軍団として位置づけられる鹿島にとって来季への糧となる90分間となった。
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(FOOTBALL ZONE編集部)