C・ロナウド代理人、ユベントス移籍の真相告白 「1月に本人からアイデアを受けた」
メンデス氏が伊メディアにユーベ移籍は“ロナウドの希望”だったと説明
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは今季開幕前にレアル・マドリードから加入したが、代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏がその移籍が本人による希望だったことを明かした。イタリア国営放送「RAI」が報じている。
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ロナウドは昨季までにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の3連覇を果たすなどレアルの絶対的な存在だった。一方で、メンデス氏は今年1月の時点でロナウドからの移籍希望があり、それがユベントスだったことを明かしている。
「1月に、ロナウド本人からのアイデアを受けた時に、私と数人のスタッフはロナウドをユベントスに連れてくるのは非常に難しいと思っていた。ただし、ロナウドはユベントスでのみプレーしたいと言った。これを出発点に、ユベントスの経営陣と私たち全員が交渉をどのようにスタートして完了させるかということになった。そして、今日のロナウドを見ればクラブや彼のチームメートとの相性が良い。彼はイタリアのリーグに満足し、ユベントスにもとても満足している」
ユベントスへの移籍は、CLの4連覇という点では多少の遠回り感があったのは事実だ。ユベントスは欧州の名門として確固たる地位を築いているとはいえ、最後に優勝したのは1996年のことであり、近年では2017年決勝でレアルに敗れたこともある。
その点についてはメンデス氏も「何度も本人と確認をした」と話す。それでもロナウドの移籍希望の強さから交渉を進め、「本当に優勝するには少しの幸運も必要だが、ロナウドの加入によってチームは確実に強化された」と、ロナウドの加入を契機に優勝のチャンスがあると見ている。
メンデス氏は同胞のポルトガル人選手を中心に有力選手を多く顧客に抱え、今季加入の同代表DFジョアン・カンセロもその1人。ロナウド本人の希望を契機にしたユベントスとメンデス氏のコネクションは、良いサイクルに入っているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)