レアルDFマルセロがテニスボールで圧巻スキル 海外ファンも脱帽「神に偶然はない」

レアル・マドリードのDFマルセロ【写真:Getty Images】
レアル・マドリードのDFマルセロ【写真:Getty Images】

22日のクラブW杯決勝アル・アイン戦を控えるなか、自慢のテクニックを存分に披露

 レアル・マドリードは現地時間22日(日本時間23日1時30分)、FIFAクラブワールドカップ(W杯)決勝で開催国王者アル・アイン(UAE)と対戦する。史上初の大会3連覇を目指すなか、クラブ公式ツイッターがブラジル代表DFマルセロのリフティング動画を公開。テニスボールで50回の大台に乗せ、「神に偶然はない」「まさにゼウスだ」と称賛されている。

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 欧州王者レアルは、今季フレン・ロペテギ新監督を迎えてシーズンをスタートさせるも、10月に成績不振で解任。サンティアゴ・ソラーリ体制に代わり、徐々に状況が改善されてきた。

 現地時間15日のリーガ・エスパニョーラ第16節ラージョ・バジェカーノ戦で1-0と勝利を収めたレアルは、すぐさまUAEへ移動。19日に行われたクラブW杯準決勝の鹿島アントラーズ戦では、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルが圧巻のハットトリックを決めてアジア王者を3-1で破り、アル・アインとの決勝戦に駒を進めた。

 レアル公式ツイッターは「マルセロはテニスボールで何タッチできる?」と綴り、練習からのワンシーンをピックアップ。関係者から投げられたテニスボールを受け取ったマルセロは、複数の選手たちがマッサージを受ける特設テントの端でおもむろにリフティングを開始する。裸足ながら両足を巧みに使って回数を重ねて、あっという間に10回を超え、20回…30回…40回といとも簡単に続けていき、48回目を左足で高く蹴り上げると、額で巧みに受け止めて2回を追加。そして背中で受け止めると、最後はノールックのまま左足ヒールでヒットしてみせた。

 惜しくもボールはキャッチできなかったが、見事に50回の大台を突破。レアル公式ツイッターのコメント欄には「まさにゼウスだ」「我がクラックよ」「神に偶然はない」といった賛辞が寄せられ、クラブW杯公式ツイッターも「彼がテニスボールを蹴り上げた回数を超えられる?」とマルセロへの“挑戦”を呼びかけている。

 鹿島戦で2アシストを記録した熟練の左サイドバックは、元日本代表DF塩谷司や元鹿島FWカイオが所属するアル・アインの前にも大きな壁として立ちはだかりそうだ。

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