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前半交代のレスター岡崎に地元メディアの洗礼 両軍最低評価に謎の評価なしも
チームは後半逆転勝利
レスターの日本代表FW岡崎慎司は、ウェストハム戦で先発出場を果たしたが、前半終了で交代を命じられた。見せ場のなかった侍ストライカーは地元メディアに両軍最低評価を受けている。試合は0-2のビハインドを背負いながら、後半怒濤(どとう)の3得点を挙げたレスターが3-2で逆転勝利を収めた。
日本代表に招集されていた岡崎は、8日にイラン・テヘランでワールドカップ予選アフガニスタン戦を終えたばかり。長距離移動を強いられた岡崎はインパクトを残せず、この日は前半のみの出場で無念の途中交代となった。
しかし、岡崎と交代で入った新加入のネイサン・ダイアーが後半44分に決勝点をゲット。レスターのクラウディオ・ラニエリ監督の采配が的中し、劇的勝利を収めた。
英衛星放送局「スカイ・スポーツ」の採点では、岡崎は両チーム通じて最低の5点という評価。GKシュマイケル、DFフート、モーガン、新加入のMFインラー、FWウジョアも同様に5点と最低タイという採点をされた。開幕から4試合4得点と絶好調で、この日もダイアーのゴールを演出したマフレズが最高の8点で、マン・オブ・ザ・マッチにも選出されている。得点者のDFデ・ラート、FWヴァーディ、ダイアーがそれに次ぐ7点という高評価だった。
「デイリー・メール」電子版の採点でも同様にマフレズが最高の8点を獲得。ヴァーディ7.5点、モーガンとドリンクウオーター、ダイアーが7点で続く。45分間出場した岡崎は謎の採点なしとなっている。また、ラニエリ監督にも8点という高い評価が与えられた。
チームは3勝2分けと無敗をキープし、勝ち点11で2位に浮上した。次節はアウェーで難敵ストークとの対戦を控えている。この試合では印象を残せなかった岡崎だが、先発の座は守っていた。次節、4試合ぶりのゴールで再びその存在をアピールしたいところだろう。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images