「リーガ前半戦ベスト11」を欧州調査機関が選出! バルサ最多4人、レアルは1人のみ
CIESが独自データで算出 中盤は“ビッグ2”以外、3トップはすべてバルサ勢
2018-19シーズンもウィンターブレイクが近づいている欧州のサッカー界。そんななか、スイスのサッカー専門調査機関「CIES Football Observatory」が、独自データで算出した現段階までのリーガ・エスパニョーラのベストイレブンを発表した。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシら首位のバルセロナから4人が選出されるなか、“白い巨人”ことレアル・マドリードからは1人の選出にとどまったようだ。
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今回のベストイレブンは、今季のリーガで720分以上の出場を果たした選手からパスやボール奪取、シュートの正確さなど、いくつかのパフォーマンスに準ずるデータを算出し、選出されている。GKにはアラベスの守護神として存在感を発揮しているスペイン人GKフェルナンド・パチェコが選ばれ、右のSBには現在FIFAクラブワールドカップで3連覇に挑んでいるレアルのスペイン代表DFダニエル・カルバハルを選出。CBには5位と躍進を見せているベティスのブラジル人DFシドネイとアルジェリア代表DFアイサ・マンディが入り、左SBにはバルセロナのスペイン代表DFジョルディ・アルバが選ばれた。
3人のMFはすべて“ビッグ2”以外から選出。エイバルの中盤を支えるスペイン人MFジョアン・ジョルダン、今季ビジャレアルからアトレチコ・マドリードに移籍して自身の力を証明しているスペイン代表MFロドリ、ベティスで真価を発揮しているスペイン人MFセルヒオ・カナレスが、それぞれ名を連ねた。
3トップはすべてバルセロナから。怪我から復帰後、本格的に調子を上げてきたバルセロナのメッシが右ウイングに入り、左ウイングにはバルセロナのブラジル代表FWフィリペ・コウチーニョを選出。最前線にはゴールランキングでメッシに次いで2位につけるウルグアイ代表FWルイス・スアレスが選ばれている。
今回のベストイレブンで興味深いのは、ジネディーヌ・ジダン監督とポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが去ったレアルから1人しか選出されていないこと。それもサイドバックのカルバハルだけというところに、今季の低迷が如実に表れている。バルセロナやアトレチコの後塵を拝すレアルは、クラブW杯以降にV字回復を見せることができるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)