ミラン復帰後初出場のバロテッリ 強烈ミドルでインテル指揮官から絶賛される

恩師マンチーニ監督「我々にピンチを与えた」

 インテルのロベルト・マンチーニ監督は、13日のACミランとのミラノダービーで後半16分から途中出場した、かつての教え子の問題児FWマリオ・バロテッリを絶賛している。
 バロテッリをインテル、マンチェスター・シティ時代に指導していたマンチーニ監督。だが、2013年4月のシティ監督時代に練習場でつかみ合いを演じ、イングランドメディアを賑わせたこともある。
 バロテッリは昨季プレーしたリバプールでリーグ戦1得点に終わり、戦力外となっていた。獲得を検討したと試合前の記者会見で明かした指揮官は「マリオは良いプレーをしたし、2回か3回、我々にピンチを与えた。彼の得意とするミドルシュートでだ。私には、十分に良いプレーだったと見えた」と絶賛。脅威を感じつつも、余裕を感じさせるコメントを残した。
 ミランで今季初出場となったバロテッリは後半33分にポスト直撃弾を放つなどインパクトを残している。イタリアサッカー界の期待の星はキャリアの危機を乗り越え、完全復帰できるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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