アトレチコの仏代表DF、108億円で独王者に移籍か バイエルン首脳は否定も肯定もせず

アトレチコ・マドリードDFリュカ・エルナンデス【写真:Getty Images】
アトレチコ・マドリードDFリュカ・エルナンデス【写真:Getty Images】

実現すればバイエルン史上最高額の移籍金を大幅に更新

 ドイツ王者バイエルンが、アトレチコ・マドリードのフランス代表DFリュカ・エルナンデス獲得まであと一歩と迫っているようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。

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 昨夏にアトレチコとの契約を2024年まで更新していたエルナンデス。「マルカ」によれば、同選手の契約解除金は8500万ユーロ(約108億円)だが、バイエルンはこれを1月に支払い、4年契約を結ぶと報じられた。

 エルナンデスは現地時間8日に行われたリーガ・エスパニョーラ第15節のアラベス戦(3-0)で負傷交代しているが、「マルカ」は同選手のアトレチコでのプレーはこれが最後になると伝えている。

 なお、ドイツの放送局「sport1」によれば、アトレチコのスポーツディレクターであるアンドレア・ベルタ氏は「この件に関してはコメントできない。ルンメニゲ氏に聞いてほしい。選手自身は私にここに残留したいと話していた」とコメント。一方、バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲ代表取締役社長は「我々は現在、検討をしている段階にある。否定はできないが、肯定もできない。1月にどうするかを考えているところだ。肯定ができるのは何かが確定してからのこと。今はまだ何も決まっていない」とエルナンデス獲得の噂について明言を避けた。

 エルナンデスは今夏のロシア・ワールドカップで守備のキーパーソンとしてフランスの優勝に貢献。報道が事実であるなら、DFとしてはリバプールがベルギー代表DFフィルジル・ファン・ダイクの獲得に使った約114億円に次ぐ歴代2位の金額となり、バイエルンにとっては、17年に約53億円で獲得したMFコランタン・トリッソのクラブ史上最高額を大幅に更新する買い物となる。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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