独代表DFフンメルスが退団希望!? バイエルンCEOは移籍を否定「すでに話し合った」
ボアテング、ジューレに次ぐ扱いのなか、出場機会を求めて移籍する可能性が浮上
バイエルンのドイツ代表DFマッツ・フンメルスが退団を望んでおり、今冬の移籍が選択肢の一つだという。ドイツ紙「ビルト」の情報をドイツメディア「SPORT BUZZER」が伝えている。
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バイエルンのユース育ちのフンメルスは、2016年夏にドルトムントからバイエルンに復帰。ドイツ王者でここまで99試合に出場しているが、今季はニコ・コバチ新監督の下、ドイツ代表DFジェローム・ボアテング、同DFニクラス・ジューレの先発起用が多く、フンメルスはリーグ戦で9試合の出場にとどまっている。
「ビルト」紙によれば、フンメルスはコバチ体制へ不満を溜めており、国外移籍を考えているという。こうしたなか、バイエルンはアトレチコ・マドリードのフランス代表DFリュカ・エルナンデスの獲得に動いたとされており、フンメルスの不満は募る一方のようだ。
30歳のセンターバックに対しては、プレミアリーグの複数クラブが注目し、なかでもチェルシーとトットナムがすでに触手を伸ばしているという。代理人のマルク・コジッケ氏も最近ロンドンに出張し、フンメルスの移籍の可能性を探っていたと言われている。
しかし、バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOはこの噂を一蹴。現地時間19日のブンデスリーガ第16節RBライプツィヒ戦(1-0)の後、ミックスゾーンで「我々はすでに話し合った。彼(フンメルス)は後半戦もバイエルンでプレーすることが決まっている」と語り、2021年まで契約が残るなかで今冬に移籍することはないとした。
もっとも、フンメルスがリーグ戦でフル出場したのは16試合中7戦だけに、出場機会を求めて退団という流れになっても不思議はないだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)