ミラン本田トップ下強行先発も痛恨の不発 インテルとのダービーで0-1負け
インテルは無傷の開幕3連勝で首位
1点を追いかけるミランは、16分にバッカに代えてFWマリオ・バロテッリを投入。リバプールからミラン復帰後、初出場となった。23分にはインテルの左サイドバックとしてスタメン出場していたファン・ジェズスが負傷により交代になったが、長友には声は掛からず。ガラタサライから新加入のDFアレックス・テレスが投入された。
攻めるミランとカウンターを狙うインテルという構図になったゲームの中で、バロテッリはセットプレーのキッカーも務めて存在感を示した。33分には強烈なミドルシュートを放ったが、ボールはゴールポストに嫌われた。インテル守備陣のタイトなマークの中で徐々に存在感が薄れた本田は不発のまま、同37分にFWアレッシオ・チェルチとの交代でピッチを後にした。日本代表のW杯アジア予選でイラン首都テヘランなどで2試合を戦った後、チーム再合流間もない強行出場だった。
インテルは、同40分に足を痛めたペリシッチに代えて主将のイタリア代表DFアンドレア・ラノッキアを投入。3バックシステムに変更し、中央を固めて逃げ切りに成功。リーグ唯一の開幕3連勝で単独首位に立った。一方のミランは1勝2敗と厳しいスタートになった。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images