リバプール指揮官がマンUの先制点に疑問符「あれがFKだったとは思わない」

主審の判定に恨み節が止まらず

 リバプールのブレンダン・ロジャース監督が1-3で敗れた12日のマンチェスター・ユナイテッド戦での1失点目について疑問を呈している。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。
 
 問題のシーンは後半3分、ユナイテッドMFアシュリー・ヤングがDFナサニエル・クラインとの1対1からFKを獲得した場面だ。このFKから、ユナイテッドはDFダレイ・ブリントが左足のシュートを決めて先制に成功した。
 
「守備面において何も心配はしていなかった。恐れていたのは自分たちがミスを犯すことだけだった。いくつかの失点は残念だった。特にあれ(ヤングのドリブル)はFKではなかった。ヤングはチャレンジに成功した」
 
 ロジャースはこのように語り、ヤングがクラインに倒されてファウルとなったプレーに異議を唱えている。「クラインは素晴らしい守備をしていた。あのシーンでは2人がボールにチャンレンジし、腕をからめていた。そこからヤングが飛び込んでFKを得た。彼らは良いプレーをして、得点を決めた。でも、私はあれがFKだったとは思わない」と、失点に悔しさをあらわにした。
 
 プレミアリーグ序盤の大一番を落としたリバプール。この日は新加入FWクリスティアン・ベンテケが驚異的なオーバーヘッドシュートによるスーパーゴールを決めて一矢を報いた。しかし、開幕からの5試合でわずか4得点と攻撃陣の低迷ぶりが顕著となっている。次節以降に巻き返すことが出来るだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング