リベリー、“Wタックル”無力化の絶妙切り返しに反響 「クール&スムーズ」「トリック」
後半38分、スライディングに来たマーカー2人を翻弄し、鮮やかに決勝ゴールをマーク
バイエルンは現地時間19日のブンデスリーガ第16節RBライプツィヒ戦で1-0と勝利し、4位の相手を突き放した。元フランス代表MFフランク・リベリーが殊勲の決勝ゴールを挙げたなか、シュート直前の鮮やかな切り返しが「クール&スムーズ」「ビーストだ」と注目を集めている。
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バイエルンはホームでボールを支配し、ライプツィヒ相手に猛攻。何度もチャンスを迎えたが、ドイツ代表DFニクラス・ジューレや同DFジョシュア・キミッヒが決めきれず、試合は0-0のまま時間が経過していった。
スコアレスドローもちらつき始めた後半38分、34歳のウインガーが熟練の技を見せる。ポルトガル代表FWレナト・サンチェスが放ったシュートは相手GKに防がれ、クリアボールがサンチェスに当たってペナルティーエリア内左45度にいたリベリーの元へ。リベリーは左足でトラップすると、そのままシュートを打つと見せかけ、右側へ切り返し。ライプツィヒのオーストリア代表MFコンラート・ライマーとフランスDFイブライマ・コナテのスライディングタックルを無力化すると、飛び出してきた相手GKの動きを見極め、狭いニアサイドをぶち抜いてネットを揺らした。リベリーの決勝点で、バイエルンはリーグ戦4連勝を飾っている。
衛星放送「FOXスポーツ」サッカー専門ツイッターは、「リベリーは2人のディフェンダーに思いきりショックを与えた」と報道。衛星放送「BTスポーツ」も「バイエルンがヒーローを必要とする時…フランク・リベリーが再び立ち上がる。34歳は2人のディフェンダーをビッグゴールを決める前にショップ送りにした」と伝えている。投稿のコメント欄には海外ファンから「クール&スムーズ」「俺の好きなトリックだ」「ビーストだ」「2人を完全にパッケージしている」と称賛の声が上がっていた。
今季限りでバイエルンとの契約が満了となり、退団や現役引退の噂も挙がるなか、歴戦のベテランが健在ぶりをアピールしている。