「日本で幸せ」 鳥栖FWトーレスが母国の取材で日本愛を強調「契約をまっとうしたい」
J初挑戦のシーズンを終えたトーレス オフ中に古巣アトレチコを訪問
元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは今夏にサガン鳥栖へと加入し、Jリーグ初挑戦のシーズンを終えた。チームは厳しい残留争いを強いられることになったが、母国でのインタビューでは「日本で幸せだ」と語っている。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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トーレスはシーズン終了後、2017-18シーズン限りで離れたアトレチコ・マドリードを訪問し、かつての同僚たちと再会。現在も有意義なオフを過ごしている。アトレチコ退団後には世界各国から多くのオファーが届いていたが、最終的に新天地に選んだのが鳥栖だった。
しかし、鳥栖ではトーレスがこれまで体験したことのないような厳しい残留争いが待ち受けていた。なかなか攻撃的に試合を運べない鳥栖のなかで、トーレスはリーグ戦3得点2アシストを記録したが、本領を発揮することはできなかった。それでも、残留のかかったシーズン終盤、第33節の横浜F・マリノス戦(2-1)では値千金の決勝ゴールをマークし、15位という瀬戸際での残留に大きく貢献した。
シーズン終了後、母国でインタビューに応じたトーレスは、日本でのキャリアについて言及している。
「現時点で、僕は日本で幸せだよ。まだ契約も残っているし、それをまっとうしたいと思っている。そして、僕たちが最初に設定したクラブの目標を成し遂げることを望んでいる。どうなるか見てみよう。引退後、何をするのかは分からない。あまり考えないようにしているんだ。まだまだ何年も選手でいられることを望んでいるし、まだピッチに立ち続けたいと感じているよ」
トーレスは日本での生活やプレーに満足感を示し、鳥栖に加入した際に共有したビジョンや目標の達成に向け意欲があることを強調した。鳥栖との契約は2019年いっぱいまで残っており、来季のJリーグではどのようなプレーを披露するかが注目される。
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