PSGが起用拒否のラビオ ブラジル代表DFコンビはサポート約束も「チームはどの選手より重要」
ラビオは契約延長を拒否し、シーズン終了後に移籍金ゼロで移籍へ
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表DFチアゴ・シウバと同代表DFマルキーニョスは、先日クラブSD(スポーツディレクター)が今季限りでの退団を認めたフランス代表MFアドリアン・ラビオに対してサポートを強調するとともに、現在の「複雑な」状況を説明した。スペイン紙「スポルト」が報じている。
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PSGの下部組織出身であるラビオは、12年にデビューして以降、少しずつ出場機会を増やし、近年では主力の一角としてプレーする機会も増えている。しかし、PSGとの契約が今季終了までになっているラビオは、クラブとの契約延長を拒否。バルセロナとの契約合意が報じられており、移籍金ゼロでPSGを離れる考えを固めたようだ。これを受けてクラブも今季限りでの退団を認め、さらに今後、ラビオを試合で起用しないことを示唆するコメントを発表している。
そんなラビオの立場を「複雑な」状況だと明かしたのは同僚のマルキーニョスだ。今後、試合に起用されないことでラビオの可能性が失われることを嘆きつつ、「彼は友人なのでとても残念だ。僕たちは一緒にPSGで成長を続けてきたけど、彼は決断を下してしまった。それに対しても、クラブも選択をした。付け加えることはないよ」と語っている。
一方、守備の要であるチアゴ・シウバはラビオへの敬意を示しつつ、それでもクラブへのリスペクトを求めている。
「たとえ彼がプレーしなくても僕は彼の側にいるだろう。彼はナイスガイだし、僕は彼に多くの敬意を持っている。彼は素晴らしい友達だ。ただチームはどの選手よりも重要なんだ。クラブが決断を下したのならば、それを尊重しなければならない」
チームメートからの信頼を得ているものの、難しい状況に立たされてしまったラビオ。本当にこのまま今季は試合に出場することができないのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)