エジルが「戦術的理由」で欠場　リーグカップ準々決勝で好敵手トットナムに0-2で敗戦

　アーセナルは現地時間19日にリーグカップ準々決勝で地元のライバル・トットナムと対戦したが、0-2で敗れて敗退した。ピッチには攻撃陣の核であるはずの元ドイツ代表MFメスト・エジルが不在。ウナイ・エメリ監督は「戦術的理由」での欠場と語ったが、その起用法にファンも動揺しているようだ。英紙「ザ・サン」が「ファンが困惑」と報じた。

　アーセナルは本拠地エミレーツ・スタジアムに宿敵トットナムを迎えてのノースロンドン・ダービーに臨んだ。今月2日に行われたプレミアリーグ第14節での対戦では4-2で勝利していた相手だが、この試合では韓国代表FWソン・フンミン、イングランド代表MFデレ・アリに得点を許し、0-2で敗戦となった。

　結果も残念なものとなったが、ファンが気をもんでいるのはチームの背番号10の扱いだ。このところベンチに座る機会が増えているエジルだが、トットナム戦ではメンバー外。スタメンが発表された直後からSNSでは「エジル、僕は君のことが心配だよ」「エジルはどこ？ アーセナルは故意的にやっているのか？」「エジルがいなきゃ、パーティーは始まらない」などレフティーの不在を嘆く声が上がっている。

　プレミアリーグのアシスト王となるなど、攻撃のコンダクターとしてアーセナルの攻撃を牽引してきたエジル。しかし、ここにきてセリエAインテルへの移籍話が報じられ始めている。

　エメリ監督はエジルの欠場をあくまで「戦術的理由」と説明しているが、再燃するエジルの去就問題は今なお注目のトピックとなっている。

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