鹿島、“天国から地獄”の痛恨バックパスミスに海外メディア言及 「努力は水の泡に…」
後半開始直後に好守で失点を防いだ山本が、痛恨のミスを犯してベイルにゴールを許す
アジア王者の鹿島アントラーズは現地時間19日、FIFAクラブワールドカップ(W杯)準決勝で欧州王者レアル・マドリード(スペイン)に1-3で敗れた。圧巻のハットトリックを決めたウェールズ代表FWギャレス・ベイルに屈する結果になったが、衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は鹿島の守備面について言及している。
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鹿島は開催国代表として出場した2016年大会で決勝まで進出するも、レアルに延長戦の末に2-4で敗れて準優勝。今回は“リベンジマッチ”の一戦だった。前半2分にブラジル人MFセルジーニョがゴール前でシュートチャンスを迎えるなど、果敢に攻め込む幸先の良いスタートを切った。
しかし、前半44分に左サイドでのワンツーからベイルにゴールを奪われ、1点ビハインドで後半へ。開始直後の4分に元スランス代表FWカリム・ベンゼマのシュートをDF山本脩斗がゴールライン際でクリアしてピンチをしのいだが、その4分後に山本のバックパスが甘くなり、DFチョン・スンヒョンとGKクォン・スンテが同時に処理に行ったところをベイルにかっさわられ、無人のゴールに流し込まれた。さらに後半10分にはベイルに豪快な左足の一撃を蹴り込まれ、ハットトリックを許してしまった。
記事では、「ヤマモトがヒーローから悪役になった」と綴り、「ベンゼマのシュートを弾き出した際は、当然ながらチームメートに称賛されていたが、その直後、彼の努力は水の泡になった。粗末なパスがベイルの2ゴール目を許し、鹿島の夢を終わらせた」と、起死回生のクリアをした山本のバックパスが天国から地獄行きの結果になったことを指摘している。
レアルはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(元ユベントス)が退団し、今季は得点力不足に苦しんでいたが、鹿島も日本代表FW鈴木優磨とMF三竿健斗の攻守の要を欠き、大きなミスを犯したことでリベンジのチャンスを逃してしまった。
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