マンUのOBオーウェンがモウリーニョを酷評 「監督がクロップやグアルディオラなら…」
モウリーニョの辞任発表前にユナイテッドの数々の問題点を挙げる
マンチェスター・ユナイテッドのクラブOBで、元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏が、低迷するチームを酷評した。ジョゼ・モウリーニョ監督が辞任したばかりのユナイテッドにおいて、ここまで一貫して最大限の力を出そうとしていたのはスペイン代表GKダビド・デ・ヘアとイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードだけだと考えていることを、オーストラリア衛星放送「Optus Sport」で明かしている。
ユナイテッドは17試合を終えた時点で6位。第17節で首位のリバプールに1-3で敗れたことで、ユルゲン・クロップ監督の率いるクラブとの勝ち点差が19まで開き、18日にはモウリーニョ監督の辞任が発表された。
オーウェン氏はモウリーニョ監督の辞任が発表される前に、同局で監督交代の必要性を訴えていた。
「本来、ユナイテッドの選手たちはモウリーニョの下で現在見せているプレーよりも、遥かに良いプレーができるはずだ。彼はもう2年半、ここにいるんだろう? まだ6カ月しかいないのであれば、“移籍市場まで待って、彼が希望する選手が加入すれば変わるかもしれない”と考えられる。でも、2年半経っていて、これから何かが変わると思うかい? これまで散々、お金を使ってきたのに、リーグ優勝の可能性が少しも感じられない。彼が希望した選手たちを獲得し、世界最高のGKもいる。若い選手も何人か出てきた。もっと良い成績でなければおかしいよ」
リバプールの下部組織出身でもあるオーウェン氏は、首位を走るチームとユナイテッドの選手たちの質について、「私が大いに疑問に感じているのは、ユナイテッドの選手よりリバプールの選手のほうが優れているのかということだ。もし、リバプールのクロップ監督が(ユナイテッドを)指揮していれば、彼らはより良いチームになっているのか?」と、疑問を投げかけた。
そして、自身が呈した疑問に対して、「(クロップが率いたら)彼らはずっと良くなっているだろう。100%だ」と断言し、その理由を説明する。
「チームには3年間、プレミアリーグで最高の選手だった(チリ代表FW)アレクシス・サンチェスがいる。もちろん彼が負傷していることは知っているが、プレーしている時だって、本来の彼のプレーからは程遠い出来だった。(ベルギー代表FWロメル・)ルカクや(フランス代表MFポール・)ポグバも同じだよ」
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