クロップ監督は辞任のモウリーニョに同情せず 「監督は結果を出さなければならない仕事」
ユナイテッド1年目の結果を評価しつつも「期待に応えられなくなっていた」
リバプールのユルゲン・クロップ監督は、18日にマンチェスター・ユナイテッドの監督を退任したジョゼ・モウリーニョ氏について、「結果を出さなければならない。それが私たちの仕事の決まりだ」と責任を受け入れなければならないと主張した。英紙「インディペンデント」などが報じている。
ユナイテッドは今季、プレミアリーグ第17節を終えた時点で6位となっており、先週末には首位のリバプールと対戦して1-3の完敗を喫した。その試合から2日が経った18日にモウリーニョ監督の辞任は発表されている。クラブは「辞任」と発表したが、実際は成績不振による事実上の解任であり、モウリーニョ体制は3年目で幕を閉じることとなった。
リバプールのクロップ監督は「彼はユナイテッドで成功したいと思っていたし、最初は上手くいっていた。しかし、次第に人々の期待に応えられなくなっていた」と、監督就任1年目には、FAコミュニティ・シールドとリーグカップ、UEFAヨーロッパリーグを制したことを評価しつつ、現在の成績の責任は受け入れる必要があると主張した。
「結果を出さなければならない。それが私たちの仕事の決まりだ。私はいつもそれを言っている。それは私にとっても同じことだし、もしクラブが状況をより良くできる人がいると思ったなら、(監督を)代えなければならない。今日、起こったのは、そういうことだ。最後の試合で、どのようにプレーしていたかではない。もし、クラブがもっと上手くできる人がいると感じたならば、すぐに代えるべきだ。我々の仕事はクラブにとって、とてもお金がかかっている可能性がある。私たちの生活は唯一、それによって守られているとも言える。今、起きているのはそういうことだ」
監督として結果を出し続けなければ自分も同じ運命をたどる可能性があることを認識し、モウリーニョ氏の監督解任を“仕方ない”と見るクロップ監督。プレミアリーグの首位を走るクラブを率いる監督は、自身も常に危機感を感じながら指揮を執っていることを明かした。
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(FOOTBALL ZONE編集部)